夏の帰省や旅行が近づくと、スマホの写真やPCのデータをどこへ置くか、急に気になりませんか。
結論から言うと、拡張性まで含めて選ぶならASUSTOR NIMBUSTOR 2 Gen2 AS5402T。
まずHDD込みで始めたいならバッファロー LinkStation LS720Dが分かりやすい候補です。
家庭用NAS 選び方の要点は、ドライブ構成・LANポートの速度・CPUの3つに集約できます。
まずは比較表で結論をどうぞ!
結論|家庭用NASおすすめ5選
| # | 製品 | ドライブ構成 | LANポート | CPU | 購入 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | ASUSTOR NIMBUSTOR 2 Gen2 AS5402T M.2スロット最多 ¥74,530 | 2ベイ+M.2×4 | 2.5GbE×2 | Celeron N5105 |
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| 2位 | TerraMaster F2-425 Plus 有線LAN最速 ¥90,189 | 2ベイ+M.2×3 | 5GbE×2 | Intel N150 |
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| 3位 | QNAP TS-264 メモリ8GB標準 ¥93,800 10/23時点 ![]() | 2ベイ+M.2×2 | 2.5GbE×2 | Celeron N5095 |
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| 4位 | Synology DiskStation DS225+ DSMの定番 ¥65,258 10/23時点 ![]() | 2ベイのみ | 2.5GbE+1GbE | Celeron J4125 |
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| 5位 | バッファロー LinkStation LS720D HDD内蔵で手軽 ¥73,735 10/23時点 ![]() | 2ベイ・HDD内蔵 | 2.5GbE×1 | ヘキサコア |
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各製品の詳しい解説
1位 ASUSTOR NIMBUSTOR 2 Gen2 AS5402T|M.2スロット最多
- 選ぶ理由:2.5インチ/3.5インチのドライブベイ2基に加えて、M.2 NVMe SSDスロットを4基持つ2ベイNASで、2ベイ機でM.2が4スロットというのは今回の5台では突出しています。HDDに写真や動画を貯め、SSD側を作業用に分ける、といった構成を後から足せるのが強みです。
- 向いている人:写真の保管場所とPC作業用の置き場を分けたい人、あとから容量や役割を増やしたい人。CPUはIntel Celeron N5105(4コア、2.0GHz/最大2.9GHz)、メモリは4GB DDR4で16GBまで増設でき、有線LANは2.5GbEを2ポート備えます。
- 購入前に確認したい点:本体にドライブは付属しません。対応ドライブリストとM.2 SSDの対応条件は、ASUSTORの公式情報で確認してください。
拡張の余地を残しておきたいタイプには、けっこう合うと思います!
2位 TerraMaster F2-425 Plus|有線LAN最速
- 選ぶ理由:有線LANが5GbE×2で、今回の5台では最速のネットワーク回りになります。2.5GbEが主流の価格帯で5GbEを2ポート積んでいるのは目立ち、ネットワーク側から詰めていきたい人には分かりやすい選択肢です。
- 向いている人:PC側にも2.5GbE以上の環境がある人、大きな動画ファイルを家庭内でやり取りする人。公式仕様ではCPUがIntel N150(4コア/4スレッド、最大3.60GHz)、メモリは8GB DDR5-4800、ドライブは2.5/3.5インチベイ×2とM.2 2280スロット×3という構成です。
- 購入前に確認したい点:販売ページによってCPUの表記がN95と書かれている場合があります。購入時点のメーカー公式仕様と型番(F2-425 Plus)を照らし合わせてください。
CPUの表記、正直ここは紛らわしいんですよね。。。
3位 QNAP TS-264|メモリ8GB標準
- 選ぶ理由:メモリ8GBが標準という点が効いてきます。CPUはIntel Celeron N5095(4コア/4スレッド、最大バースト2.9GHz)、メモリは8GB DDR4をオンボード搭載。写真の管理アプリや複数ユーザーの同時アクセスなど、後から機能を足していく使い方と相性が良い構成です。
- 向いている人:家族用と個人用でフォルダーを分け、権限まで決めて運用したい人。誰がどこを見られるかを設計できる人に向いています。ドライブベイ2基に加えてM.2 2280 PCIe Gen3スロットを2基持ち、2.5GbEを2ポート備えます。
- 購入前に確認したい点:ドライブは別売です。対応ドライブとM.2スロットの利用条件は公式の互換性リストで照らし合わせておくと安心です。
権限まで決めて運用するなら、メモリ8GB標準は素直に安心材料かなと思います。
4位 Synology DiskStation DS225+|DSMの定番
- 選ぶ理由:ハードウェアの数字だけ見ると今回の中では控えめですが、DSMという管理ソフトの情報量と、日本語の解説記事の多さが強みです。CPUはIntel Celeron J4125(4コア、2.0GHz/バースト2.7GHz)、メモリは2GB DDR4で最大6GBまで。
- 向いている人:情報の多い定番機で始めたい人、写真共有やPCバックアップのアプリを一通り試したい人。ドライブベイは2基(ホットスワップ対応)で、LANは2.5GbE×1と1GbE×1という組み合わせです。M.2スロットはありません。
- 購入前に確認したい点:ドライブは別売で、メモリも標準2GBです。用途によっては増設を前提に予算を組んでおくと後で慌てません。
困ったときに調べやすい、というのは地味に大事なんです。
5位 バッファロー LinkStation LS720D|HDD内蔵で手軽
- 選ぶ理由:こちらだけ性格が違い、HDDを内蔵した状態で届くネットワークHDDです。対応ドライブを調べて買い足す工程が丸ごと不要で、容量は2TBから16TBまでモデルが分かれています。
- 向いている人:HDD選びから始めたくない人、家族の写真置き場をとりあえず作りたい人。ドライブベイは2基、LANポートは2.5GBASE-T対応が1ポート、CPUはバッファローがヘキサコアと案内しています(型番の公開はありません)。
- 購入前に確認したい点:メモリ容量やCPU型番は公開されていません。拡張性より手軽さを取る製品だと割り切って選ぶのがおすすめです。
まず1台置いてみたい、という入口としては一番迷いが少ないと思います。
用途別|あなたに合うのはどれ?
- あとから役割を増やしたい人:ASUSTOR NIMBUSTOR 2 Gen2 AS5402T。M.2×4の使い道を先に考えておくと無駄がありません。
- 家庭内の転送速度を上げたい人:TerraMaster F2-425 Plus。PC側やスイッチが5GbE/2.5GbEに対応しているかを合わせて確認します。
- ユーザーごとに権限を分けたい人:QNAP TS-264。メモリ8GB標準なので、機能を足していく前提でも組みやすい構成です。
- 調べながら進めたい人:Synology DiskStation DS225+。情報量の多さは、初めての1台では効いてきます。
- HDD選びをスキップしたい人:バッファロー LinkStation LS720D。容量モデルだけ決めれば始められます。
これは通信速度や使い勝手を断定するものではありません。
ぶっちゃけ、私だったら「一番速そう」より、家のルーターとPCが今どこまで対応しているかを先に確認します。
家庭用NASでできること・できないこと
NASは、LAN経由で複数のPCやスマホからファイルへアクセスするための保存機器です。
家庭内で写真を共有したり、PCのバックアップ先やファイル置き場として使ったりできます。
- 外付けHDD:基本的に接続したPCから使う保存先
- クラウド:インターネット上のサービス
こう整理すると、違いが見えてきます。
一方で、NAS単体は完全なバックアップではありません。
本体、ドライブ、電源、盗難や災害の影響を受ける可能性があるため、元データとは別の場所にもコピーを持つ考え方が必要です。
RAIDや2ベイ構成も、誤削除やウイルス、NAS本体の損傷まで防ぐものではありません。
ここを省いて容量だけ比べるのは、正直もったいないなと思います。
また、上位4製品はHDDやSSDが別途必要です。本体価格だけで判断すると予算が合わなくなるので、ドライブ代まで含めて考えてください。
選ぶ前に押さえたい6つのポイント
1. 保存データ量とドライブ構成
- 見積もり:スマホ写真、動画、PC書類を今後何年保存するかを考え、現在の使用量と増加分を見積もります。
- M.2スロット:今回の5台はいずれも2ベイですが、M.2スロットの数は0〜4基と差があります。
あとからSSDを足せるかどうかは、数年使う前提だと効いてきます。
2. HDD付属の有無
- ドライブ別売:AS5402T、F2-425 Plus、TS-264、DS225+
- 内蔵済み:LS720D
別売の場合は、メーカーが公開している対応ドライブリストと、NAS用として使えるモデルかどうかを照合してください。
3. LANポートの速度とルーター側の環境
NASはルーターやスイッチングハブへ有線接続するのが基本です。
NAS側が2.5GbEや5GbEでも、つなぐ先のハブやPCが1GbEなら、その速度が上限になります。
ここは片側だけ速くしても効果が出にくいところです。
4. CPUとメモリ
写真の一括処理や複数人の同時アクセスでは、CPUとメモリが効いてきます。
- CPU:Celeron J4125(DS225+)、N5095(TS-264)、N5105(AS5402T)、Intel N150(F2-425 Plus)と世代が分かれています。
- メモリ:DS225+が2GB、AS5402Tが4GB、TS-264とF2-425 Plusが8GBです。
5. 設置場所・稼働音・電源
NASとHDDは電源と通気が必要です。
棚の奥や熱のこもる場所、家族が触れやすい場所は避け、取扱説明書の設置条件に従います。
稼働音、振動、電源タップ、停電時の扱いも先に確認しておきましょう。
6. アカウント・権限・外部アクセス
- 権限:家族で共有するフォルダーと、個人だけが見るフォルダーを分けるなら、ユーザーアカウントと権限の設定が必要です。
- 外部アクセス:外出先からのリモートアクセスは便利そうに見えますが、外部公開、認証、更新、通知の管理がついてきます。
使わない機能は有効にしない、という選択も十分ありです。
ここは要注意|失敗しやすいパターン
いちばん多いつまずきは、RAIDをバックアップだと思ってしまうことです。
これ、あるあるですが、保存したつもりで戻せないと本当に困ります。。。
- RAIDの守備範囲:ドライブ1台の故障に備える仕組みで、誤削除やランサムウェア、本体の水没までは守ってくれません。NASに保存したデータを外付けHDDやクラウドへもコピーし、実際に少量のファイルを戻せるところまで一度試してください。
- 初期化のタイミング:ドライブの初期化はデータを消す場合があります。移行元のコピーを作ってから、取扱説明書の手順に沿って進めましょう。
- ネットワーク側の見落とし:NASを2.5GbE対応にしても、間に入るスイッチングハブが1GbEなら速度は頭打ちになります。ハブの空きポート、LANケーブルの規格と長さ、設置場所まで含めて考えると失敗が減ります。
- 外部公開の設定を自己判断で進めない:ポート開放などは、メーカー公式情報や取扱説明書の手順を優先してください。通知設定を入れておくと、ドライブ異常や容量不足、バックアップ失敗に早く気づけます。
合わせて確認したいもの
- NAS用HDD/SSD:1〜4位は別売です。互換性リスト、容量、保証、交換手順を確認します。
- LANケーブル:カテゴリ5e以上か、必要な長さが足りるかを見ます。
- スイッチングハブ:NAS側を2.5GbE以上にするなら、ハブ側の対応も揃えないと速度が出ません。
- 別のバックアップ先:外付けSSDやクラウドなど、NASとは別の保存先を用意します。
家庭内のネットワークを2.5GbEへ引き上げる話は、こちらで整理しています。

余った内蔵SSDをNASのバックアップ用ドライブとして使い回したいときは、こちらもどうぞ。

まとめ
家庭用NASは、スマホ写真やPCデータを自宅のネットワークでまとめて扱うための選択肢です。今回の5台は次の並びになりました。
- 拡張性 → ASUSTOR AS5402T(M.2×4)
- ネットワーク → TerraMaster F2-425 Plus(5GbE×2)
- メモリ8GB標準 → QNAP TS-264
- 情報量の多さ → Synology DS225+
- HDD内蔵で始めやすい → バッファロー LinkStation LS720D
選ぶときは、ドライブ構成、LANポートの速度、CPUとメモリの3点を同じ軸で見比べ、そこにHDDが別売かどうかを重ねてください。
そして、RAIDや複数ベイがあってもNAS単体では完全なバックアップにならない、という前提は外さないでいきましょう。
出発前に慌てて設定を変えるより、少し前に小さなファイルで復元まで試しておくほうが現実的です。
目的を一つずつ決めれば候補は絞れますよ!





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