小型UPS(無停電電源装置)は、出力容量・バックアップ時間・コンセント数の3つで見るとかなり絞れます。
全6口すべてがバックアップ対応で、出力300Wと総合バランスが良いCyberPower CPJ500が総合では扱いやすい1台でした。
まずは表からどうぞ!
結論|在宅ネットワーク向け小型UPSおすすめ5選
| # | 製品 | 出力容量 | バックアップ時間 | コンセント数 | 通信回線保護 | 購入 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | CyberPower CPJ500 全ポートバックアップ対応 ¥17,586 10/23時点 ![]() | 500VA/300W | 約3.5分 | 6個 | なし |
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| 2位 | オムロン BW55T 出力容量最大 ¥20,600 10/23時点 ![]() | 550VA/340W | 約3.6分 | 4個 | なし |
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| 3位 | オムロン BY35S バックアップ時間最長 ¥22,360 10/23時点 ![]() | 350VA/210W | 約6分 | 3個 | なし |
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| 4位 | オムロン BZ50LT2 テーブルタップ型 ¥23,418 10/23時点 ![]() | 500VA/300W | 約3分 | 3個 | あり(電話) |
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| 5位 | APC BR400S-JPE 通信回線サージ保護搭載 ¥17,980 10/23時点 ![]() | 400VA/240W | 約3.4分 | 3個 | あり |
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- 出力容量:300W以上◎/250W以上○/250W未満△
- バックアップ時間:定格負荷時5分以上◎/4分以上○/3分以上△
- コンセント数:バックアップ対応6個以上◎/4〜5個○/3個△
- 通信回線保護:LAN/電話回線のサージ保護ポートの有無(表の外の参考情報で、総合評価には含めていません)
5製品の実売はおおむね 17,000〜24,000円 です(2026年10月時点・主要EC)。
各製品の詳しい解説
1位 CyberPower CPJ500|全ポートバックアップ対応
- 選ぶ理由:コンセント6個すべてがバックアップ対応という今回唯一の構成。他4製品はバックアップ対応の口が3〜4個ですが、CPJ500は全口が停電時も給電を続けます。
- 向いている人:ルーター・ハブ・NASなど複数の常時稼働機器を1台のUPSでまとめてバックアップしたい人。
- 購入前に確認したい点:LAN/電話回線のサージ保護ポートは搭載していません。落雷対策も兼ねたい人は5位のAPCと役割分担を検討してください。
停電したときにどの機器が生き残るか、コンセントを差す前に一度整理しておくと安心です。
「とりあえず全部バックアップ対応」というシンプルさは、正直けっこう使いやすいんですよね。
2位 オムロン BW55T|出力容量最大
- 選ぶ理由:550VA/340Wという今回いちばん大きい出力容量。4個のコンセントはすべてバックアップ対応で、正弦波出力のためPFC電源搭載のPCにも対応します。
- 向いている人:ルーターとNASに加えてスイッチングハブまで、複数台をまとめて1つのUPSに集約したい人。
- 購入前に確認したい点:LAN/電話回線のサージ保護は搭載していません。最大負荷(340W)時のバックアップ時間は約3.6分です。
出力に余裕を持たせておくと、あとから機器を1台足すときも慌てずに済みます。
ぶっちゃけ、私だったら接続予定の機器の合計消費電力を先に足し算してから容量を選びます。
3位 オムロン BY35S|バックアップ時間最長
- 選ぶ理由:定格負荷時で約6分という今回いちばん長いバックアップ時間。出力容量を210Wに抑えている分、同じバッテリーでも粘る時間が伸びています。
- 向いている人:瞬停ではなく数分単位の停電が多い地域で、NASの安全なシャットダウンまで時間を稼ぎたい人。
- 購入前に確認したい点:出力容量は350VA/210Wと控えめなので、つなぐ機器の合計消費電力が210Wを超えないか先に確認してください。
「粘る時間」を優先するか「同時に何台つなげるか」を優先するかで、選ぶ基準が変わってきます。
BY35SはあきらかにNAS単体を守る用途に向いています。
4位 オムロン BZ50LT2|テーブルタップ型
- 選ぶ理由:テーブルタップ型のオムロン製で、出力容量は500VA/300W。電話回線(RJ11)のサージ保護にも対応します。
- 向いている人:ルーターの近くに電源タップ感覚で置きたい人、モデムの電話回線も雷から守りたい人。
- 購入前に確認したい点:コンセント6個のうち3個はスルー(停電時は給電されない)なので、接続機器はバックアップ対応の3口に収める必要があります。バッテリー運転時の出力は矩形波です。
地味な違いですが、サポート窓口が日本語かどうかって、いざというとき地味に大事なんですよね。。。
5位 APC BR400S-JPE|通信回線サージ保護搭載
- 選ぶ理由:今回唯一、LAN回線(10/100/1000BASE-T)のサージ保護ポートを搭載。停電時のバックアップだけでなく、雷サージから機器を守る役目も兼ねられます。
- 向いている人:雷の多い地域に住んでいる人、ルーターとモデムの両方を落雷から守りたい人。
- 購入前に確認したい点:出力容量は400VA/240Wで、バックアップ対応のコンセントは3個。電話回線用のサージ保護は非搭載です。
停電対策と雷対策を1台で済ませたいなら、総合順位よりこの1点で選ぶ価値があります。
私だったら、雷の多い季節だけはこれを優先するかなと思います!
用途別|あなたに合うのはどれ?
- 複数機器をまとめてバックアップしたい人:CyberPower CPJ500(6口すべてバックアップ対応)。
- 出力に余裕を持たせたい人:オムロン BW55T(550VA/340W)。
- 停電時間が長めの地域に住む人:オムロン BY35S(約6分)。
- タップ感覚で置きたい人:オムロン BZ50LT2(テーブルタップ型・電話回線のサージ保護付き)。
- 雷サージからルーター・モデムも守りたい人:APC BR400S-JPE(LAN回線サージ保護)。
順位は比較軸の点数から機械的に決めたもので、絶対の正解ではありません。
正直、この5台なら「何台つなぐか」と「LAN保護が要るか」の2択で決まると思います。
選ぶ前に押さえたい5つのポイント
ここから先は、候補を決めたあとで「本当にこれでいいか」を詰めたい人向けです。
表の4軸に、設置と運用まわりの確認事項を足していきます。
1. つなぐ機器の合計消費電力
- 見る場所:ルーター・スイッチングハブ・NASそれぞれの背面や取扱説明書にある消費電力表示(W)。
- 数え方:合計消費電力が、UPSの定格出力(W)を超えないようにします。
- 余裕を持たせる:定格ギリギリで使うとバックアップ時間が短くなります。
これ、地味に見落としがちなポイントです。
2. バックアップ対応コンセントの数
- 今回の内訳:CyberPower CPJ500だけが6個全口対応、他4製品は3〜4個。
- 数え方のコツ:「コンセント数」ではなく「バックアップ対応の口数」で数える。サージ保護専用の口に停電で守りたい機器を挿しても意味がありません。
3. バックアップ時間は「粘る時間」であって「稼働継続」ではない
- 役割の違い:UPSは停電中も使い続けるためではなく、安全にシャットダウンするための猶予時間を作る機器です。
- NASの場合:書き込み中のデータ破損を防ぐため、停電を検知したら早めに機器の電源を落とす運用が安全です。
「粘れば粘るほど得」というわけでもないんですよね。。。
4. 通信回線のサージ保護は別軸で考える
- 今回の対応状況:LAN回線のサージ保護はAPC BR400S-JPEのみ、電話回線のサージ保護はオムロン BZ50LT2のみ対応。他3製品は電源のバックアップのみです。
- 落雷が多い地域:モデムやルーターのLANポートを守りたいなら、この1項目を優先軸にしてください。
5. 設置場所と電源タップの口数
- 確認すること:UPS本体はAC100Vのコンセントに直接挿すのが基本です。延長タップ経由での使用は避け、壁のコンセントに直挿しできる場所を確保しましょう。
- バッテリーの発熱:常時通電する機器なので、周囲に熱がこもらない置き場所を選びます。
ここは要注意|失敗しやすいパターン
サージ保護専用の口に守りたい機器を挿す
いちばん多いのがこれです。
- 現状:オムロン BY35S・APC BR400S-JPEは6個中3個がサージ保護専用、オムロン BZ50LT2は6個中3個がスルーで、停電時は給電されません。
- 対策:ルーターやNASなど落としたくない機器は、バックアップ対応と明記された口に挿すのが基本です。
出力容量を超えて機器をつなぐ
- 仕組み:合計消費電力がUPSの定格出力(W)を超えると、過負荷アラームが鳴ったり出力が止まったりします。
- 対策:ルーター・ハブ・NASの消費電力を先に足し算してから、余裕を持った容量の製品を選びましょう。
バックアップ時間を「長い停電にも耐えられる」と勘違いする
- 実際の時間:今回の5台は定格負荷時でおおむね3〜6分ほど。長時間の停電をしのぐ用途には向きません。
- 正しい使い方:停電を検知して機器を安全に落とすまでの猶予時間、と割り切って考えるのが安全です。
これ、あるあるですよね。。。
バッテリーの寿命を忘れる
- 仕組み:UPS内蔵のバッテリーは消耗品で、数年で交換が必要になります。
- 対策:購入時に交換用バッテリーパックの有無と価格も確認しておくと、後で慌てずに済みます。
合わせて確認したいもの
- Wi-Fiルーター:UPSでルーターを守っても、ルーター自体の有線ポートが遅いままでは宝の持ち腐れです。買い替えを検討しているなら、有線LANの構成もあわせて見直すと無駄がありません。

- メッシュWi-Fi:戸建てでUPSを複数台に分けるなら、どのメッシュ機器を優先してバックアップするかも一緒に決めておくとスムーズです。

- NAS:書き込み中の停電はデータ破損のリスクがあります。UPS導入と合わせて、NAS本体の自動シャットダウン連携も確認しておきましょう。

- 2.5GbEスイッチングハブ:ハブも常時通電機器なので、UPSのバックアップ対応口に含めるかどうかを忘れずに。

まとめ
小型UPSは、出力容量・バックアップ時間・コンセント数の3つで見れば候補がかなり絞れます。
- 全口バックアップ対応でシンプル → CyberPower CPJ500
- 出力容量最大で機器を足しやすい → オムロン BW55T
- バックアップ時間がいちばん長い → オムロン BY35S
- タップ型で電話回線も守れる → オムロン BZ50LT2
- LAN回線のサージ保護も欲しい → APC BR400S-JPE
ただし、実際のバックアップ時間は接続機器の消費電力や設置環境で変わります。
対応可否は各製品の公式仕様と接続機器の取扱説明書で照合してください。
まずはルーター・ハブ・NASの消費電力を書き出して、合計がUPSの定格出力を超えないか確認するところから。
ここさえ決まれば、あとはバックアップ対応の口数と時間で選べばいいので、かなり楽になるかなと思います!







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