オンライン講義の録画や動画のナレーションで「声がこもって聞こえる。。。」と感じたら、内蔵マイクからUSBマイクへの乗り換えが近道です。
結論から言うと、総合1位は4つの指向性を切り替えられて24bit/96kHz録音に対応するHyperX QuadCast 2。
1人録りの定番なら96kHz対応のオーディオテクニカ AT2020USB-Xです!
この記事では、USBマイク 選び方の軸を「最大録音品質・指向性パターン・重さ」の3つに絞り、5製品をメーカー公式仕様の実値だけで採点しました。
順位の決め方も表の下に全部書いています。
結論|オンライン講義・動画制作向けUSBマイクおすすめ5選
| # | 製品 | 最大録音品質 | 指向性パターン | 重さ(本体) | 購入 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | HyperX QuadCast 2 4パターン万能 ¥22,800 10/23時点 ![]() | 24bit/96kHz | 4パターン切替 | 約334g |
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| 2位 | オーディオテクニカ AT2020USB-X 高解像の定番 ¥19,600 10/23時点 ![]() | 24bit/96kHz | 単一指向性 | 約373g |
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| 3位 | Elgato Wave:3 最軽量250g ¥28,980 10/23時点 ![]() | 24bit/48kHz | カーディオイド | 250g |
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| 4位 | RØDE NT-USB+ 付属品充実 ¥31,680 | 24bit/48kHz | カーディオイド | 540g |
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| 5位 | Shure MV7+ USB/XLR両対応 ¥47,000 10/23時点 ![]() | 24bit/48kHz | カーディオイド | 573.5g |
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順位と総合バッジは、比較軸から機械的に決めています。
◎=4点/○=3点/△=2点で採点し、合計点の降順がそのまま順位です。
- 合計点:QuadCast 2が11点、AT2020USB-XとWave:3が10点、NT-USB+とMV7+が8点(同点どうしの並びは用途の広さを優先しました)。
- 総合評価:製品名を包むバッジは平均点を丸めたもので、3.5以上が◎・2.5以上が○・1.5以上が△です。
軸の基準はこうです。
- 最大録音品質:24bit/96kHz対応で◎・24bit/48kHzで○。
- 指向性パターン:複数切替で◎・単一指向性で○。
- 重さ:本体300g未満で◎・450g未満で○・450g以上で△(いずれも本体のみの公称値。QuadCast 2は公式表記11.8oz=約334gの換算です)。
各製品の詳しい解説
1位 HyperX QuadCast 2|4パターン万能
- 選ぶ理由:14mmエレクトレットコンデンサーカプセルを3基積み、カーディオイド・無指向性・双方向・ステレオの4つの指向性を切り替えられる、この5本で唯一のモデルです。録音品質も44.1/48/96kHz・16/24bitに対応し、最上位の24bit/96kHzまで使えます。本体は3.5mmヘッドホン端子で遅延のないモニタリングができ、上部のタップミュートセンサーと、ゲイン・再生音量・モニタリング音量・パターン切替をまとめた多機能ノブを備えます。
- 向いている人:講義の1人録りだけでなく、対談・複数人収録・環境音入りの収録まで1本でこなしたい人。手元のノブとタップミュートで、配信中の操作を完結させたい人にも合うと思います。接続はUSB-Cで、USB-A変換アダプターとショックマウント・卓上スタンドが付属します。
- 購入前に確認したい点:多機能ノブに操作が集約されているぶん、ゲインとモニタリング音量の切り替えに最初は慣れが要ります。重さは公式表記でマイク単体11.8oz(約334g)で、公式の重量表記がオンス単位なのも地味に珍しいところです。
1人の講義録画から対面インタビューまで、置き方を変えずにパターン側で対応できるのは強いです!
2位 オーディオテクニカ AT2020USB-X|高解像の定番
- 選ぶ理由:バックエレクトレット・コンデンサー型の単一指向性マイクで、サンプリングは44.1/48/88.2/96kHz、ビット深度は16/24bit。QuadCast 2と並んで24bit/96kHzの高解像録音に対応しながら、構成はシンプルという「定番」ポジションです。本体にはφ3.5mmステレオミニのヘッドホン端子(110mW・32Ω時)、ヘッドホン音量調整、マイクとPC側音声のバランスを取るミキサー調整、そして静電容量式のミュートタッチセンサーが付きます。
- 向いている人:オンライン講義やナレーションを1人で録る基本構成を、96kHz対応の定番機で組みたい人。ミュートと音量バランスを本体だけで完結したい人。接続はUSB Type-Cで、質量は約373gです。
- 購入前に確認したい点:指向性は単一指向性のみなので、対談など複数人の収録には向きません。私だったら1人録り専用と割り切って選びます。
物理ボタンでなくタッチ式なので、録音中にカチッというノイズが乗らないのが正直うれしいポイントなんですよね。
3位 Elgato Wave:3|最軽量250g
- 選ぶ理由:現行リビジョンのWave:3は、Wave FXプロセッサーと音割れを抑えるClipguard 2.0を搭載した16mmコンデンサー(JFET内蔵)のカーディオイドマイクです。録音は24bit/48kHz、接続はUSB-C(USB 2.0)で、スタンドなし250g・スタンド込み570gと今回の5本では最軽量。操作系は、ゲインやヘッドホン音量を割り当てられる多機能ダイヤルと、天面タップでのミュートです。
- 向いている人:配信ソフトやBGMを含めた音声ミックスまでPC上で整えたい人。アーム運用や持ち運びで軽さを重視する人。3.5mmステレオヘッドホンジャックでのモニタリングに対応し、ソフト側ではWave Linkでマイク・PC音声・BGMをミックスできます。
- 購入前に確認したい点:録音は24bit/48kHzまでで、96kHz録音には対応しません。動画・配信用途なら48kHzで実用十分ですが、ハイレゾ収録が目的なら上位2本が候補になります。最大SPLは130dB、周波数特性は70Hz〜20kHzです。
ブームアームに載せる前提なら、この軽さはけっこう効いてきます!
4位 RØDE NT-USB+|付属品充実
- 選ぶ理由:スタジオ系コンデンサーカプセル(プレッシャーグラジエント型)のカーディオイドマイクで、低ノイズ・高ゲインのRevolution Preampを搭載し、24bit/48kHzで録音できます。ポップフィルターと卓上スタンドが標準付属するので、ナレーション録音の基本セットが箱から出してすぐ揃うのが魅力です。3.5mmヘッドホンジャックで遅延のないモニタリングができ、接続はUSB-C、電源はUSBバスパワー(5V・500mA)です。
- 向いている人:動画のナレーションを、ポップフィルター込みの構成で最初から整えたい人。PCだけでなくiOS・Android端末でも録りたい人。公式の対応環境はmacOS 10.14/Windows 10/iOS 14/Android 11以降です。
- 購入前に確認したい点:本体は540g(付属品込み730g)で、ブームアームに載せる場合はアーム側の耐荷重に余裕を見たい重さです。指向性はカーディオイド固定です。
買い足しゼロで始められるのは、ぶっちゃけ初心者に一番やさしい構成かなと思います。
5位 Shure MV7+|USB/XLR両対応
- 選ぶ理由:この5本で唯一のダイナミック型(ムービングコイル)で、カーディオイド指向性、USB接続時は24bit/48kHz(iOS接続時は16bit/44.1kHz)。最大の特徴はUSB-CとXLRのハイブリッド出力で、最初はUSBで始めて、後からオーディオインターフェース経由のXLR運用へ移行できます。3.5mmモニター出力を備え、LEDタッチパネルはレベルメーター表示とタッチでのミュートに対応。MOTIV Mixアプリからは自動ゲイン、リアルタイムデノイザー、ポッパーストッパー、リバーブなどのDSPを操作できます。
- 向いている人:将来XLR機材へステップアップする前提で、最初の1本を選びたい人。ポッドキャストのように口元近くで話すスタイルの人。ダイキャストアルミ筐体で573.5gと、造りはがっちり系です。
- 購入前に確認したい点:パッシブのXLR出力には、MOTIV Mixのソフト設定は反映されません。今回の3軸(96kHz非対応・単一指向性・573.5g)では点が伸びず5位ですが、USB/XLR両対応は他の4本に無い拡張性です。
ここを重視するなら、順位以上に有力な候補です。
用途別|あなたに合うのはどれ?
- 講義も対談も1本で:HyperX QuadCast 2。4パターン切替と手元操作で使い回しが利きます。
- 1人録りの定番で高解像:オーディオテクニカ AT2020USB-X。24bit/96kHzとタッチミュートの組み合わせです。
- 配信ソフトまで含めて整える・軽さ重視:Elgato Wave:3。250gとWave Linkが決め手です。
- 箱出しでナレーション開始:RØDE NT-USB+。ポップフィルターとスタンドが付属します。
- XLRへの発展を見据える:Shure MV7+。USB/XLRハイブリッドは唯一の装備です。
順位は3軸の合計点による機械的なものなので、「何を重視するか」でこの用途別から選ぶのが実用的かなと思います!
迷ったら、収録に参加する人数と録る場所を先に決めるのが早いです。
1人・自室ならAT2020USB-XかWave:3、人数や場所が変わるならQuadCast 2、という絞り方ができます。
選ぶ前に押さえたい4つのポイント
マイク方式|コンデンサーとダイナミック
今回の5本ではMV7+だけがダイナミック型で、残り4本はコンデンサー型です。
- コンデンサー型:感度が高く繊細な収音が得意な一方、部屋の反響や環境音も拾いやすい傾向があります。
- ダイナミック型:口元に近づけて使うMV7+は、生活音のある部屋での収録と相性が良い設計です。
最大録音品質|48kHzと96kHz
- 24bit/96kHz:QuadCast 2とAT2020USB-Xの2本。
- 24bit/48kHz:Wave:3・NT-USB+・MV7+。
オンライン会議や動画投稿の最終出力は48kHz運用が主流です。
96kHzが活きるのは、素材を高解像で残したい制作用途です。
指向性パターン|切替の有無
- 4パターン切替:QuadCast 2のみ。
- カーディオイド(単一指向性)固定:他の4本。
1人で正面から話すだけなら固定で困りません。
対談・囲み収録の予定があるなら、切替対応かどうかで選択肢が絞れます。
重さと設置|アーム耐荷重
本体はWave:3の250gからMV7+の573.5gまで、2倍以上の開きがあります。
ブームアーム運用では、マイク本体+ショックマウントの合計がアームの耐荷重に収まる必要があります。
540g級のNT-USB+やMV7+は、余裕のあるアームを合わせたいところです。
ここ、地味に大事なんです。
ここは要注意|失敗しやすいパターン
スペックの「対応」とアプリ設定は別物
- サンプリングレート:96kHz対応マイクでも、OSのサウンド設定や録音ソフトが48kHzのままなら48kHzで記録されます。
- 入力デバイス:マイクをつないでもZoomなどの会議アプリが内蔵マイクを選んだまま、という切り替え忘れも定番の失敗です。
これ、あるあるですよね。。。
本番前の短いテスト録音が一番の保険になります。
XLR運用ではDSPが効かない(MV7+)
MV7+のXLR出力はパッシブなので、MOTIV Mixで作ったデノイザーやイコライザーの設定はUSB接続時にしか反映されません。
XLR運用に移行すると、音作りはオーディオインターフェース側の仕事になります。
「本体の重さ」と「使うときの重さ」のズレ
- Wave:3:本体250gですが、付属スタンド込みだと570gです。
- QuadCast 2:ショックマウント+スタンドで4.8oz(約136g)が加わる公式表記です。
逆にアームに載せるならスタンド分は不要なので、卓上運用とアーム運用で実効的な重さが入れ替わります。
設置方法込みで比べるのがおすすめです。
合わせて確認したいもの
- USB-Cハブ:マイクでUSBポートを1つ使うので、ノートPCならポートの拡張手段もセットで考えたいところです。

- デスク整理アイテム:マイクスタンドやアームを置くと机上の占有が増えるため、配線・小物の整理があわせて効いてきます。

- 密閉型ヘッドホン:5本とも3.5mm端子での直挿しモニタリングに対応するので、遅延なしで自分の声を聴ける密閉型が1本あると収録が安定します。
まとめ
USBマイクは、最大録音品質・指向性パターン・重さという公称値の3軸だけでも、性格の違いがはっきり出ます。
- 4パターン×96kHz → HyperX QuadCast 2
- 96kHz定番 → AT2020USB-X
- 最軽量250g → Elgato Wave:3
- 付属品充実 → RØDE NT-USB+
- USB/XLR両対応 → Shure MV7+
順位は公式仕様の採点による目安で、唯一の正解ではありません。
1人録りか対談か、卓上かアームか、将来XLRに行くのか。
使い方が決まれば、この5本のどれが自分の1本かは自然に絞れてくるかなと思います!
マイクを替えると、次は話す位置と机まわりが気になってくるものです。
スタンドやアーム、ヘッドホンまで含めて少しずつ整えていくのが、聞き取りやすい声への一番の近道です。






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