ニコン Z5IICのSDカードは、N-RAW(12-bit)で撮るならV90、H.265の4Kや静止画が中心ならV60のUHS-IIカードが選びやすいです。
どちらもUHS-II対応のSDXCを選びます。
この記事は、ニコンの仕様ページと、同じ系統のZ5IIの使用説明書の記載をもとにしています。
結論|N-RAWを撮るならV90、4K・静止画中心ならV60
結論は、撮りたいものでV90とV60を分ける、です。
- N-RAW 12-bitで撮る:Z5IIの使用説明書は、ビデオスピードクラス90(V90)のSDカードをおすすめしています。
- H.265の4K、FHD、静止画が中心:UHS-IIのV60で足りると考えられます。使用説明書は動画にUHSスピードクラス3以上を挙げています。
- どちらも共通:ニコンの仕様ページで、SDHC・SDXCはUHS-II対応が条件です。
「V90って、本当に要るんですか?」と迷いますよね。。。
先に言うと、N-RAWを撮らない人にはV90は必須ではありません。
なぜ撮るものでカードが変わるのか
動画は、写している間ずっとカードへ書き込み続けます。書き込みが追いつかないと、記録が途中で止まることがあります。
ニコンの使用説明書にも、転送速度が遅いカードでは動画の記録や再生が途中で終了することがある、と書かれています。
- V90:ビデオスピードクラスの最上位です。SDの規格では、最低でも90MB/sの書き込みを保つクラスです。
- V60:同じく最低60MB/sを保つクラスです。
- データ量の違い:N-RAWは圧縮の少ないRAW動画なので、H.265より書き込み量が大きくなります。
Z5IICの仕様ページに載っている動画の記録形式は、次のとおりです。
- N-RAW(12-bit):最大4K 30p(FX 4032×2268)です。
- H.265:4K 60pまで、フルHDは最大120pです。
ニコンは、Z5IICのN-RAWとV90の組み合わせを、Z5IIの使用説明書に基づいて案内しています。
Z5IICの使用説明書が公開されたら、同じ記載かを確かめると安心です。
解決する手順
- 撮るものを決めます。N-RAWを使う予定があるかが、いちばんの分かれ目です。
- N-RAWを使うならV90、使わないならV60を選びます。
- UHS-II対応のSDXCカードかを確かめます。UHS-I止まりのカードは避けます。
- 容量を決めます。動画を撮るなら、128GBを最小の目安にします。
- 型番を確かめて買います。海外パッケージ品や、世代の違う旧型番と取り違えないようにします。
静止画の連写には、V90とV60で差が出ます。
BCNの検証(Z5II・RAW+FINE★の同時記録)では、V90は85コマまで連写を維持できました。
- V90:85コマ、書き込み完了まで13秒台です。
- V60:74〜80コマ、約15〜18秒です。
- UHS-I(V30):63コマ、約34秒です。
この数字はZ5IIの検証で、別メーカーのカードを使った結果です。Z5IICの数字ではないので、目安として読んでください。
必要なもの(1〜3製品)
紹介するのは、NextorageとサンディスクのUHS-IIカード2製品です。撮るものでどちらかを選びます。
紹介する製品の実売はおおむね 20,000〜35,000円 です(2026年10月時点・主要EC)。
| 条件 | 選ぶカード |
|---|---|
| N-RAW動画を撮る | V90 UHS-II 128GB |
| H.265の4Kと静止画が中心 | V60 UHS-II 128GB |
N-RAW動画を撮るなら Nextorage NX-F2PRO 128GB(NX-F2PRO128G)
- どの条件で選ぶか:N-RAW 12-bitで撮るとき。ニコンがV90を案内している使い方です。
- 選ぶ理由:V90・UHS-IIのSDXCカードで、メーカーはpSLCのメモリーを使うと案内しています。連写の枚数も、BCNの検証ではV90が最も多く維持できました。
- 購入前に確認したい点:128GBの型番はNX-F2PRO128Gです。同じシリーズに64GB・256GBもあり、下位のNX-F2SEシリーズとも名前が似ているので取り違えないようにします。
動画をしっかり撮りたい人は、ここは奮発してもいいかなと思います!
4K・静止画が中心なら エクストリーム プロ SDXC UHS-II V60 128GB(SDSDXEP-128G-JNJIP)
- どの条件で選ぶか:N-RAWは撮らず、H.265の4Kや静止画が中心のとき。
- 選ぶ理由:V60・UHS-IIで、ニコンが動画に挙げるUHSスピードクラス3以上を満たします。V90より抑えて選びたい人に向きます。
- 購入前に確認したい点:型番は国内流通品のSDSDXEP-128G-JNJIPです。V90の「SDSDXDM」と1文字違いの型番や海外パッケージ品もあるので取り違えないようにします。容量で書き込み速度が変わる製品なので、128GBは販売ページの表記を見ます。
私だったら、N-RAWを撮らないなら、まずこちらで始めます。
ここは要注意|うまくいかないとき
- UHS-Iのカードは避ける:ニコンの仕様ページは、SDHC・SDXCはUHS-II対応としています。
- スロット数は確認が要る:仕様ページにスロットの数が見当たりませんでした。購入前に、ニコンの製品ページで確かめてください。
- V60でN-RAWを撮る:ニコンはV90をおすすめしています。V60での動作は公式に記載がないので、書けません。
- 海外パッケージ品・偽物:型番が違う品や、極端に安い品は避けます。
- 発売前の情報:Z5IICは発売直前なので、仕様ページと使用説明書は更新される可能性があります。
ここ、地味に大事です。
書き込み速度の数字は販売店の表記にばらつきがあるので、この記事ではクラス(V90・V60)で選ぶ形にしました。

よくある疑問
SDカードのかわりに、ほかの記録メディアは使える?
ニコンの仕様ページで確認できた記録メディアは、SD・SDHC・SDXCです。
ほかのメディアの記載は見つかりませんでした。
Z5IIの説明書をそのまま読んでいいの?
Z5IICの使用説明書の公開前なので、この記事はZ5IIの記載を使っています。
同じ系統の機種ですが、Z5IICの説明書で同じ記載かを確かめてください。
容量はどれくらい?
動画を撮るなら、128GBを最小の目安にします。
記録時間はニコンの説明書で確かめられなかったので、書きません。
まとめ
Z5IICのSDカードは、N-RAWを撮るならV90、4K・静止画中心ならV60で、どちらもUHS-II対応が条件です。
N-RAWを使う予定があるかを先に決めれば、選ぶカードは自然に決まります。


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